医療法人社団　川史会

ロタウイルス胃腸炎について

ロタウイルス胃腸炎
・ほとんど100％の乳幼児がかかる胃腸炎で「ロタウイルス」に感染することで起こります
・ひどい脱水やけいれんなどの重い症状が出やすいことが知られています
流行期
・毎年、冬から春にかけて流行がみられます
重症化しやす月齢
・生後3ヶ月以降に初めて感染したときに重症化し、何度か感染すると症状が軽くなるとされています
・入院が必要なロタウイルス胃腸炎を起こすのは、生後6〜23ヶ月の乳幼児が中心です
感染ルートと予防法
・ロタウイルスは患者さんの便や吐物に含まれ、手指を介して口に入り感染します
・ロタウイルスは非常に感染力が強いため、手洗いや消毒による予防が完全にはできません

ロタウイルス胃腸炎の重症化は、ワクチン接種によって防ぐことができます

ワクチンの種類が2種類あります
　�@ ロタリックス内用液
　�A ロタテック

ロタリックス内用液について（H23.11.21〜開始）

・経口接種(飲む)ワクチンです
・甘いシロップ状です
　　1回量 … チューブ1本-1.5ml
・2回接種です
接種時期 … 生後6週〜24週
　1回目 … 生後6週〜20週0日
　2回目 … 1回目接種後4週間〜24週0日
ロタリックス内容液が効く仕組み
　ロタリックス内容液接種(2回)
　　　　↓　赤ちゃんのお腹の中で、ロタウイルスに対する免疫がつくられる
　胃腸炎の発症なし(発症しても軽度)
　　　　↓
　ロタウイルスから守られる(発症しても軽度)

・ロタテック内用液について（H24.7.20〜開始）

・経口接種(飲む)ワクチンです
・甘いシロップ状です
　　1回量 … チューブ1本-2ml
・3回接種です
接種時期 … 生後6週〜32週

持ち物

・診察券(受診歴のあるかた)
・予診票
・母子手帳

注意事項

・完全予約制です。
・予約日、受付時間の間違いがないようにお願いします
・予診票は記入できる箇所はすべて記入してご来院ください

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